応援
やっとのことで承諾してくれた父の検査は、
2時間の話し合いの翌日に早速、行われた。
検査が終わったその日の午後、
父のことを心配して、話し合いの場に仕事で行けなかった兄、と母の二人で、
父の元へ面会に行った。
前日の父の様子から見て、先生方は、
このご時世ではあるが、面会を緩くしてくれる、
という方針にしてくれたので、父の病室に入れたらしい。
母談になるが、父は、病室に入ってきた兄を見るなり、いきなり、
一人では寂しいよぅ(ToT)
と、子供のように言ったらしい。
担当医先生も来て、私達に話した、父の病状などの話を兄にも詳しく話してくれ、
兄も父のことを理解してくれたらしい。
父は検査後、翌日の午後ぐらいまでは身体を動かすことが全く出来ず、
身動きがとれない状態で寝ながら、母と兄と会話をしていたらしい。
父は前日よりかは気落ちしている様子もなく、
少しは覚悟を決めて検査を受けてくれたみたいで、
私達家族はひと安心した。
父が急な入院生活になってしまったため、
母が一人で寂しい思いを、少しでもすることのないように、
私と一緒に夕飯を作り、旦那も含めて一緒に食べ、
短時間でも母と一緒の時間を過ごすことにした。
昨夜、実家で過ごしている時、担当医先生から自宅に電話が。
検査の結果は、やはり良くない。
薬の投与により、身体の経過をみることになるので、
このまま、長期入院になる、と。
先生と電話で話をしていると、母のケータイに、
父本人から電話が。
電話ごしに私は話を聞いていたけど、
片言しか話せない様子で、なんとか喋っていた感じだった。
色々話していたけど、自分でケータイから電話出来るようなら、
今のところ元気だ、と、解釈することにした。
もう始まってはいることだけど、
今は本格的な治療を始めているようで、
これからは薬の投与による副作用に苦しんでしまうことがあるらしい。
また、リハビリも少しずつ始めるようではあるものの、
先生の話によると、父は、
リハビリは今はまだやらない( ̄^ ̄)
と拒否っているらしい。
父はまだ頑固なようだ(>_<)
少しずつで良いから、リハビリもやって。娘からのお願いm(_ _)m
父の身体のことは、私達はどうすることも出来ないから、
先生方にお任せするしかない。
私達が出来ることは、
父のことを応援すること、
病状が良くなるように祈ること、
居場所は別々で遠くても、心は近くに居る、
という思いで見守ること、
そして、父のことを思いつつ、
私達は自分自身のやるべきことをやる、
日常を普通に過ごすこと、
だと思う。
今は、本来の元気な父の姿ではないけど、
今はグチらず、先生や看護師さん方の言うことを聞いて、
正しく生活し、治療に専念して、
また元気で明るいお父さんの姿を見せてー!
心から応援してるよ!